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かわいいペットちゃん、セレクション!5

小型犬:トイプードル

犬 トイプードル

■起源

プードルというとフランスを思い浮かべる人も多いと思いますが、原型となった祖先犬は中央アジアに存在していたと考えられています。カールのかかった被毛を持ったこの犬たちは牧畜に携わっており、いろいろな経路をたどってヨーロッパ各地にたどり着きました。その後、何種類ものラフ・コートの犬たちと掛け合わせられたと考えられています。 おそらく、初期でもっともプードルに近かったのは、フランス、ロシア、ハンガリーなどの国々に分布していた、カールのかかった被毛の「バーベット」という犬であったと推測されます。その中で、現在のプードルにもっとも影響を与えたのが、ドイツ原産のバーベットでした。プードルという名称もドイツ語の「pfudel(水たまり、水がはねる)」に由来しており、プードルが水の中で行動するのに優れていたことを証明しています。 フランスでは、カモ狩りの能力にあやかって「chien canard(カモ犬)」、それが変化した「caniche」などと呼ばれていました。牧畜と、水中での作業を得意とするプードルは、水辺での狩りでその能力を発揮していました。プードルは軍用犬、盲導犬、番犬、大道芸人の馬車引き犬として利用され、さらに多芸犬としてサーカスにも出演するようになりました。また、毛が水に濡れると重くなって泳ぎにくくなるという理由から、心臓の辺りを除いて被毛を刈り込むようになりました。足の関節回りには被毛が残されましたが、これは保護のためというよりは、どちらかというと装飾的なものであったと考えられています。実際、この刈り残しは、サーカスに出演していた時期に行なわれ始めたという有力な証拠もあるようです。 プードルは優雅な愛玩犬として、流行に敏感な女性たちから支持されるようになりました。フランスの貴族たちからも人気を集め、ついにはフランスの国犬となりました。特徴的だった被毛の刈り込みはさらに強調され、より小さいプードルを生み出す動きも出始めました。19世紀末になると、プードルはショーに出されるようになり、最初はブラッシングをせず、被毛を自然にからませた状態のままで出されていました。人目を引くには成功しましたがあまりに手入れが大変だったため、20世紀前半には淘汰されました。代わって登場したのが現在もっとも主流となっている「ブッファンスタイル(逆毛を立ててふくらませ、高さをつけた髪型)」でした。 その頃アメリカでのプードル人気は下降気味で、特に北アメリカでは1920年後半、絶滅の危機にまで追いやられました。その後、1930年代には人気が持ち直し、現在に至ってようやく、人気のある犬種としてその名を連ねることになりました。

■外見的特徴
バランスのとれたスクエアな体形のもち主で、適度に力強い筋肉をもっている。気品の漂う容姿は、慣例のクリップによって、より洗練された美しさが表現される。頭蓋は適度に丸く、頬骨と頬の筋肉は平ら。鼻吻部はまっすぐで長く、目の下にはわずかな彫りが見られ、唇は引き締まる。目はアーモンド型で、適度に離れている。豊富な飾り毛に隠れた耳は肉厚で、長くまた幅広く、付け根は目の高さかそれよりやや低めで垂れている。つく位置の高い根元の太い尾は、上向きに立っており、1/2程度の長さに断尾される。被毛は非常に豊富で、比較的硬い巻き毛。縮れた毛はよく密生している。毛色は一色毛が理想とされ、黒、白、ブルー、ブラウン、アプリコット、クリーム(オレンジ)、シルバー、シルバー・ベージュなどのほか、同じ色で濃淡をもつものがあります。
犬 トイプードル
■気質
非常に賢い犬種といえるだろう。しつけや訓練も楽しみながら、教えられたことを積極的に吸収していく。従順で忠実。飼い主の家族にもよくなつき、来客に対する態度は、愛想も振りまかないが威嚇することもない。ほかの犬に対しても寛容で、トラブルを起こすようなことはまずない。ただし利口な分だけいたずらも好きな面もあるので、その点には注意が必要。活発で散歩好きで、訓練が行き届いていれば、広場でリードを外しても、どこかにいってしまうようなことはない。呼べばきちんと戻ってきます。
■飼 育
比較的硬い巻き毛が豊富に密生するため、入念な手入れが必要な犬種である。この犬特有の優美な姿を維持するには、月1回のトリミングが必要となるが、家庭犬の場合は短い刈り込みにしておく方が、当然手入れは楽になる。日常的にはブラッシングとコーミングを丁寧に行い、その際クリップで露出した皮膚を傷めないように、十分注意する。ツメは常に短く保ち、週に1度は歯ブラシで歯を磨き、綿棒などで耳掃除するなど、被毛の管理以外の手入れも必要である。細かな手入れに関しては、専門家から直接手ほどきを受けるのが、望ましいといえるだろう。優雅な姿を保つためのトリミングのコストは多少かかるが、それをして余りある魅力的なパートナーになるはずです。
■健康上の注意点
運動量としては室内や庭先での運動だけでも十分だが、散歩に出かけることを好む。そのため1日1回はできれば外に連れ出し、周辺を散歩させたり、安全な場所で自由に運動させてあげたい。遊び好きなので、一緒に遊べば喜ぶし、辛抱強く教えれば、芸を覚えさせることも可能だ。食事は若犬から成犬なら朝夕2回与え、新鮮な水を常備する。内容に関しては、栄養バランスのとれた小型犬用ドライフードだけで十分だ。嗜好性を加味したいならば、ドライフードを基本に、全体量の2割程度の缶詰フードを混ぜた混合食が手軽でお勧めである。味が濃い人間の食べものや偏食は、不健康のもとになる。また常に健康状態を観察して、下痢や肥満の兆候がみられたら、すみやかに対処する。膝蓋骨の脱臼に注意するほか、遺伝的な眼病などにも気を配る。食事と一緒にサプリメントを与える事で安定した体調を維持することができます!

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犬 トイプードル

健康 -Health-

特に気をつけたい病気皮膚疾患、膝蓋骨脱臼、てんかん
気をつけたい病気眼瞼内反症、白内障、停留睾丸
たまにみられる病気椎間板疾患(ヘルニア)、外耳炎
しておきたい検査眼科検査、膝関節検査
寿命12~14歳