わんわんパトロール！ - ペットブギウギウキウキ

人と動物の住みよい社会を目指し、飼い主と一緒に地域の安全を守る活動に一役買っているペットたちがいます。

　「わんわんパトロール」などという、飼い主が愛犬のお散歩のときに地域の安全パトロールをする取り組みです。

　自治体や警察と連携し、組織的に行っている所や、有志の少人数で行っている所など、その規模はさまざまです。

　例えば、小学生の登下校時間に合わせて行うパトロールでは、子供たちの安全を見守るだけでなく、身近にいつも出合う犬がいることで、生き物に対する優しい気持ちを育む効果をもたらしています。愛犬とのお散歩は毎日同じコースを歩くことが多いため、不審な車が止まっていたり、不審者が歩いていたりすると、目にとまりやすくなります。

　また、パトロール中であることを示すジャンパーや腕章などを着け、住民同士が挨拶を交わすことで、不審者を寄せ付けない効果があり、地域の防犯にも役立ちます。

　さらに、パトロール隊員として住民のために活動することで、飼い主としてのマナー向上につながるというメリットもあります。散歩中の糞（ふん）を放置せずに持ち帰ることや動物が苦手な人に配慮してリードを適切な長さに持つことなどを隊員同士が声掛けしたり、隊員になるために飼い主マナー検定を実施したりする団体もあります。

　お散歩時間にもゆとりが出てきたときに安心してペットと暮らせるまちづくりの取り組みの一つとして、愛犬家の方はこうした活動の参加を検討してみてはいかがでしょうか？

しかし、このような安全に安心して生活できる地域環境づくりをしなくても平和に過ごせて
いた時代はどこへいってしまったのでしょうか？

過去は集合住宅でも近隣、近所の人々が何気なく地域の安全をお互い無意識に協力しながら
守ってきたものです。自分のことよりも他人のことを気遣っていたものです。

時代は変わったとはいえ、悪い方向へ傾いていくのはよくありませんね。