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かわいいペットちゃん、セレクション!3

小型犬:ポメラニアン

犬 ポメラニアン

■起源 スピッツ族の中でも一番小さなサイズのポメラニアンは、誇り高いそり用犬を祖先犬に持つ犬種です。いつ頃からかは正確にわかっていませんが、ドイツ・ポーランドにまたがるポメラニア地方で徐々に小型化されていったといわれており、起源はツベルク・スピッツだと考えられています。その後、イギリスに持ち込まれてからポメラニアンと呼ばれるようになりましたが、この時点ではまだ現在のポメラニアンとは異なり、体重が30ポンド(約14kg)もあり、ほとんどが白い毛色をしていました。実際、日本のスピッツがこの当時のポメラニアンと類似しており、おそらくそこから現在のポメラニアンに発展してきたのではないかとも考えられています。 ポメラニアンは1870年にEKCによって認定されましたが、ヴィクトリア女王がイタリアからポメラニアンを持ち込んだことをきっかけに、その人気は急上昇していきます。女王が寵愛したポメラニアンは、灰色のやや大きなタイプのポメラニアンでしたが、その後、小型でよりカラフルな毛色のポメラニアンに人気が集まりました。 1900年頃にはAKCによって認定され、イギリスとアメリカの両国ではさまざまな毛色のポメラニアンが勢揃いしてショーに登場することになります。 ポメラニアンはその後、さらに小型化され、毛糸玉のような被毛がより強調されるように作られていきました。この小さなそり用犬は、ペットとして、またはショードッグとして、常に人気の高い犬種となっています。

■外観と特徴
作り物のような小型犬で、体の各部はよく引き締まり、被毛は顔と四肢の下方を除いて非常に豊かである。下毛はやわらかい綿毛、上毛はまっすぐで粗い感じのダブルコートである。首や肩の前部、胸には特に長い飾り毛があり、それが肩まで広がっている。毛色には黒、ブラウン、チョコレート、レッド、オレンジ、クリーム、オレンジ・セーブル、ウルフ・セーブル、ビーバー、ブルー、白、パーティ・カラー、ブラック・タンなどがある。特に額が丸くやや突き出た感じで、目の間のくぼみははっきりしている。鼻筋は短く、鼻の色は黒いのがよいとされている。三角形の小さい耳は、やや離れてつき、前方に直立している。尾は付け根が高く、背の中央に背負っており、長い飾り毛がついています。
犬 ポメラニアン
■気質
朗らかで、性格は素直で快活。賢くて、とても愛情こまやかだ。飼い主たちに対するサービス精神も旺盛である。表情も非常に豊かで、フワフワの被毛に包まれた体を弾ませる姿が、愛らしい犬である。多少興奮しやすい面があるが、従順でなだめやすい。しつけもしやすく、それが行き届いた犬では、誰からも愛されるものになるだろう。番犬としても適当で、少しでも変わったことがあれば、盛んにほえて教えてくれます。
■飼育管理
被毛が細くてやわらかく絡まりやすいので、毎日欠かさずにブラッシングする。また夏季は、顔、尾の毛を残してカットするやり方もある。定期的なトリミングはもちろん、光沢のある毛質を損なわないためにも、シャンプーは専門家に任せたほうが無難でしょう。
■健康上の留意
活発な犬なので、毎日の運動は欠かせない。ただ、膝の脱臼や骨が細いため骨折をしやすいので、あまり過激な遊びはしないほうがいい。室内での飼育に向いた種類だが、散歩に連れて出るのもいいだろう。こうした室内犬はどうしても運動不足になりがちなので、飼育者が一緒に遊んでやる。食事は若犬から成犬では、栄養バランスのよい小型犬用ドッグフードを与える。嗜好性を考える場合は、ドライフードと缶詰フードの混合食が、簡単でお勧めできる。過食・偏食は肥満や病気の元になるので注意する。また眼病に罹りやすい面があるので注意しましょう。食事と共にサプリメントを与えることで骨や筋肉が丈夫になります。
サプリメントの購入はダウン
 
犬 ポメラニアン

健康 -Health-

特に気をつけたい病気 膝蓋骨脱臼、流涙症
気をつけたい病気 特になし
たまにみられる病気 気管虚脱、動脈管開存症
しておきたい検査 膝関節検査、心機能検査
寿命 12~16歳
朗らかで、性格は素直で快活。賢くて、とても愛情こまやかだ。飼い主たちに対するサービス精神も旺盛である。表情も非常に豊かで、フワフワの被毛に包まれた体を弾ませる姿が、愛らしい犬である。多少興奮しやすい面があるが、従順でなだめやすい。しつけもしやすく、それが行き届いた犬では、誰からも愛されるものになるだろう。番犬としても適当で、少しでも変わったことがあれば、盛んにほえて教えてくれます。