ペットブギウギウキウキ

かわいいペットの種類、飼い方、育て方、健康の大切さを公開しています。長生き、健康にはペットサプリが必要です。

【横浜Pet博】2015年1月10日~12日開催!みなさんもご参加ください!

  【横浜Pet博】2015年1月10日~12日開催! です。  
 
ブログをごらんの皆様も参加してみてください!
私もスクールの生徒さん、スタッフともに参加予定です。
当日、このブログをごらんの皆様とお会いできたらうれしいです!

【タイ】水槽で温泉気分に浸る犬が話題になっています!

2014年12月2日、タイ人のFacebookに掲載された犬の写真が話題になっているそうです。その犬はよくある小魚の水槽で、まるで温泉に浸かっているかのような表情を見せています。

 

温泉に浸かっているかのような恍惚の表情を見せる犬。

 タイのコンビニ前(セブ●イ●ブンか?)には、中の冷気にあたろうと、野良犬たちが寝そべっていることが多いそうです。セブ●イ●ブンでは今年からNGOと協力して、そんな野良犬たちに狂犬病の予防接種をしているそうです。

 そんな折、Facebookで6000以上のいいね! と1500件のシェアされ、犬好きなタイ人の話題になっている野良犬がいるようです。

 それがこちらタイ北部ピサヌローク県にあるセ●ンイ●ブン前を根城にしている1匹の野良犬は、店頭に設置されている水槽に浸かっている。

 暑さから逃れるためなのだろうが、その表情はまるで人間が温泉で見せる悦楽の表情にも似ていますね。

 

高齢犬・老犬のためのサプリメントは何が良いの?

高齢犬・老犬におすすめの
関節・筋肉サプリメント


サプリメントとは、アメリカの食品区分の一つのダイエタリー・サプリメント (dietary supplement) の訳語で、不足しがちなビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養補給を補助することや、ハーブなど薬効を目的とした食品の総称なんです。今ではサプリと略して呼ばれる事もある期待の食品です。
人間社会ではかなり浸透してきたサプリメントですが、高齢犬や老犬にとっての栄養補助食品健康補助食品として、今注目を浴びており、今後、ますます浸透してゆくでしょう!

ただし、医療品としての効果・効能などの有効性の実績がないため、多様な疾患などに対して効果があるのかというと、医薬的には議論があるために薬品としてではなく、栄養補助食品健康補助食品として認可されたものがサプリメントなんです。

しかし、自然界のものから直接的に摂取できないものとか、摂取しても分解してしまうものなどを効率よく摂取できることから、生活の中で必須アイテムになりつつあるのも事実なんです。

そこで、高齢犬・老犬のための数々のサプリメントを厳選してみました。ぜひ、参考にしてみてください。

犬も7歳にもなると、人間でいう40歳を過ぎて「おじさん」「おばさん」の仲間入りです。

 当然、若かった頃と違って筋肉の衰えもやってきます。また、関節などのふしぶしなどが痛むようになってくるものです。走り方が弱くなったり、歩き方までもが若かりし頃が懐かしいような・・・。

 私たち人間同様に、犬にとってもグルコサミンコンドロイチンといったような関節系や筋肉強化のサプリメントは有効のようです。
犬種によっては足腰に先天的な弱さを持つ犬もいますし、加齢にともなって変形脊髄症という関節の病気になることも考えられます。

そんな心配を少しでも緩和してくれるのがサプリメント
試してみるのも、愛犬にとっていいかもしれません。

もうすでに痛がっているようでしたら、MSMが有効です。

上記すべて成分が入ったサプリメントが3か月分一袋になって、しかも値段も安くて、犬にも飲み易いサプリメントがあるとしたら・・・

あなたは購入されますか?

●高齢犬・老犬におすすめのサプリメント ▶▶
 
こちらのサプリメントは店頭販売は一切しておりません。(ただし、ヤフーショッピングで購入することは
できます。Tポイントもつきます)

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 ワンライフ

ペット殺処分の現実…トンデモナイ飼い主たちに動物愛護センターもNO!

人間の事情で儚い命が、ペットが無残にも!

動物を殺処分する施設として、昔ながらの偏見で批判の的となることも多い動物愛護相談センター
でも、なぜそうせざるを得ないか、身勝手な感情論ではなく向き合う責任があるはずだ。
飼い主たちの映し鏡でもある、この場所の現実とは!

■トンデモナイ理由でペットを手離す飼い主たち

東京都動物愛護相談センター。捨てられたり、飼い主が亡くなったりして行き場を失ったペットたちを収容する行政機関だ。各自治体にこのような施設が設置されているが、そこで働く人々はどのように動物と向き合っているのか……?

世田谷区八幡山(はちまんやま)にある動物愛護相談センターのかたは

「もともとここは、昭和20年代に狂犬病が問題になった際に、野犬や放し飼いの犬を収容する施設として造られました。狂犬病問題が収まったら、今度は犬や猫を飼う人が増えるとともに捨てる人や途中で飼えなくなって手放す人も増えて。昭和58年の時点で全国で100万頭以上、都内でも5万6000頭もの動物を殺処分していました。現在の殺処分数は全国で17万頭、都内で約2000頭なので、それと比べるとかなりの数です。当時は都内で一日に200頭以上処分するような時代だったんです」

そんなにたくさんの動物たちが殺されていたとは……。唖然、知らぬ存ぜぬとはこわいもの。

「でも、今はそんなに野良犬を見かけなくなりましたよね。それに、飼えなくなった飼い主からの引き取りも減っています。というのも、都では昭和55年にできた条例で『やむを得ない場合のみ飼い主から動物を引き取る』と定められているんです。全国的にも昨年9月に法律が改正され、『自治体は飼い主からの引き取りを拒否できる』ようになりました」

実際、どんな理由での引き取り依頼が多いんでしょう?

「昔、一番多かったのは『子猫がたくさん生まれちゃって、これ以上飼えないから引き取ってほしい』というもの。『不妊手術をしてください』と指導しても同じことを繰り返す“リピータ”がいたんです。あと、『飼ってた犬が思ってた以上に大きくなって扱いきれなくなった』なんて理由もありましたね」

あー、意外といそう!?

「そういう飼い主さんはだいぶ減りましたけど、今でも『そんな理由で!?』という方がいまして……。ここ数年、ジャック・ラッセル・テリアという小型犬がはやってますけど、猟犬の習性がある犬種なのですごく活発で、飼うには相当のしつけの技術が必要なんです。その犬を飼った人が『家の中を走り回って大変だから、引き取ってください』と。『それはそういう犬! しつけるのは飼い主の責任です』と当然断りました。

正直、腹が立つような理由もいっぱいありますよ。センターとしては、引き取る前に事情を根掘り葉掘り聞いて、里親探しを勧めたり、飼い方やしつけ方を指導したり、簡単には引き取らないようにしています。あと、ペットショップなどの動物取扱業者が動物を売る前に習性や飼い方をきちんと説明しているかどうかを管理・指導するのも今の私たちの大事な仕事なんです」

なるほど、そんな指導まで!

■“飼わない”という決断も大切です!

「先ほどお話ししたように昔と比べると全国の殺処分数は5分の1まで減少しましたが、それでも多い。これを減らすには“猫”の対策が重要なんです。野良犬は見かけなくなったけど、野良猫はいますよね?」

ウチの近所でも発情期になると鳴き声が聞こえてきます!

「都内の犬の処分数が200頭未満なのに対して、猫はその10倍です。実は猫って規制が何もなくて、飼う場所も自由なので、センターに『猫を保護したから引き取って』と依頼がきても安易に引き取れないんです。どこかの飼い猫かもしれませんからね。ただ、放っておくと誰かがエサをあげたりするでしょ?」

よくそういうのを見ますし、かわいそうで自分もつい……!あげたりしてます。

「そうすると、『エサがある!』と猫が集まってきますよね。栄養状態もよくなるから、妊娠して子猫を産んじゃう。それでセンターに『近所に子猫が生まれてる』って問い合わせがきて現場に行くと、まだヘソの緒も取れてないような子猫がいるわけです。離乳前の子猫は2時間置きにミルクをあげないといけないので、センターでは面倒を見きれません。だから即日、殺処分せざるを得ないんです」

犬の10倍処分されてる猫の内訳は、そんな赤ちゃんが多くを占めてるってこと?ですか

「ただ、自治体としては『エサをあげないで』と注意するしかなかった。そこで10年ほど前に都が支援を始めたのが“地域猫”活動。『野良猫は“地域の猫”だから、みんなで問題を解決していこう』という考え方ですね。地域住民に対して『お金を出し合って野良猫に不妊手術を受けさせましょう』とチラシを配ったりして自治体やボランティア団体が働きかけたんです。

これでお金が集まって手術を受けさせられれば、その後は世話係を決めて、猫が寿命で亡くなるまで地域全体で面倒を見ます。そうすると、外で暮らす猫は屋内で飼われている猫に比べて寿命が短いので自然と野良猫の数が減っていくんですよ」

なるほど、それで不幸な生まれの猫を増やさないように!

「実際に寄付も集まって、全国的にこの活動は行なわれています。地域猫活動に補助金を出している自治体も多いんですよ」

心ない飼い主がいる一方で、動物のためにこんなに真摯(しんし)に取り組んでいる人たちも!

「飼い主さんが探している可能性もあるので、最低7日間はこの中にいてもらいます。それ以降は都が管理することになります。譲渡できる動物は個人や動物愛護団体にお渡しして、譲渡できない動物は殺処分……。私たちもできるだけ譲渡を増やしたいのですが、だからといって、病気や噛み癖のある犬を譲渡するわけにはいかないんです」

譲渡できる動物は、すべてもらわれていくんですか?

「いや、もらわれずに残っている犬もいますよ。例えば、この犬舎にはダックスフントが多いんですけど、なかなかもらってくれる人がいないんです」

ダックスフントって人気があるイメージですよ……?

「市場では人気です。ただ、胴が長いダックスは腰を悪くしやすいし、よくほえる犬種なんで。飼えなくなって手放す飼い主がいて、ここに来ても引き取り手が見つからない……。実は、半年ぐらいずっと残されているコもいるんです。収容から7日過ぎても、犬舎に余裕があればここで飼いますからね」

では最後に、ペットを飼おうとしている人にメッセージを!

「『本当にペットの命に責任が持てるのか?』と自分自身に問いかけてほしいです。飼えなくなって無責任に手放した動物は、最終的には殺処分になります。機械の中に犬や猫を入れて、二酸化炭素を注入して処分するんです。

二酸化炭素に麻酔作用があることは科学的に証明されていますし、注入する際の濃度の上げ方によってできるだけ苦痛が少ないようにしてはいますが、動物が飼い主から離れて不安ななかで迎える死は、どんな方法であっても安楽死ではないはずです。だからこそ、飼う前にあらゆる可能性を考えて、結果、“飼わない”という決断をするのも、とても大切なことなんです」

 かなしいかな、人間の一時の道楽?のために尊い命が・・・

一時の気の迷いであるかもしれません。単にかわいい、さびしいだけでペットを飼うのだけはやめましょう!

急増するペット訴訟、ホテルに病院、葬儀屋までトラブルがとんでもないことに!

医療、ホテル、葬儀などペットを取り巻く環境が変わってきた昨今、訴訟にまで発展する“ペットトラブル”が急増中。その現状とは?

■飼い主のモラルがトラブルを防ぐ!

最近はペットを飼う人の増加に伴い、さまざまなトラブル相談や訴訟が急増! 実際、どんなトラブルが増えているのでしょうlか? 

1.ペットを飼う人が増えたこともあり公共の場でのトラブルは多いようです。公園内で犬同士がケンカを始めたので、一方の犬の飼い主だった主婦が止めようとしたら噛まれてしまう事件がありました。

裁判では、当然噛んだ犬側が悪いとなって慰謝料の支払いが命じられたのですが、足を噛まれた主婦は、リードをせずに自分の犬を放して遊ばせていたんです。これを過失とみて、もともと受け取るはずだった慰謝料から減額され23万円となってしまいました」

リードを外すって、慰謝料が減額されるほどの過失なんですね!

「皆さん、知っているとは思いますが、公園などにあるドッグラン以外の場所で外すことは禁じられています。また、ご近所同士でのトラブルも増えています。飼われていた犬が連日ほえ続け、近隣住人がノイローゼになって訴訟を起こした例がそうです。裁判の末、訴訟を起こした人に対し、ひとり30万円の賠償金が認められたケースもあるそうです。」

管理できているかどうかの基準が難しそうです。

2.飼い主の手の届かないところで起こるトラブルもあります。例えば、ペットホテルが預かっていた犬を散歩中に逃がしてしまった場合。このときは60万円の賠償金が飼い主に支払われました。

「ホテル側は飼い主から『怖がるのでほかの犬と一緒に散歩させないで』と注意されていたにもかかわらず、ほかの犬と散歩をさせて、リードが外れて逃げてしまったんです。さらに、飼い主から安否を確認された際に『業務が立て込んでいる』というのを理由に逃げたことを伝えず隠していたそうです」       

そんないい加減な! いまだに犬は見つかっていないというからトンデモナイ話だけど、ホテル選びから病院まで大変ですね。

3.ここ数年で最も訴訟件数が多いのが医療ミスらしいです。20年前はペットが医療ミスで亡くなっても5万円くらいしか慰謝料が出ないとされていたのですが、ここ数年は金額も上がってきています。ペットクリニックも選ばないといけない時代になってきました。

「高額だったのは、数年前に起こった『真依子ちゃん事件』。夫婦が飼っていたスピッツの真依子ちゃんが、糖尿病の治療の際にインスリンを投与されなかったことにより亡くなっしまった事件です。飼い主さんが訴訟を起こし、病院側が80万円の賠償金を支払う判決が下されてしまいました。」

ちなみに、賠償額が高額になったトラブルでほかには?

「ペットが人を傷つけるケースですね。散歩中の犬が前を歩いていたおばあさんにほえて、その弾みで転んで骨折してしまった事件では、飼い主に500万円の支払いが命じられました」

犬がほえただけで500万の支払い!っていってもけがをしてしまった要因ですjからね!

サービス業の過失に医療ミス、ご近所トラブルと訴訟の内容はさまざまですね。それでペット保険まで人気に……!

「最近はペット葬儀関連のトラブルも問題になっていますよ。移動火葬車でペットの火葬を行なっている業者が、飼い主に法外な料金を請求し、断ると『生焼けで返すぞ』と脅すような事件が結構起きているんです」

皆さん、聞いたことありますか?酷い業者はどこの業種にもいるものですが・・・。 そんな場合のトラブル回避術は?

「ペット関連のサービス業を利用する場合は事前に見積もりを出してもらい、口コミなどの評判もチェックしましょうね。また、自分が加害者にならないためにペットを人前に出すときはトラブルを想定するくらいの危機感は必要。ペットのためにも自分のためにも最低限のマナーを守ることが大事となります」

ペットをかわいくて飼っているだけでも、色々とトラブルが発生していますので、皆様も他人事とは思わずに注意しましょう!管理は慎重に!

どうして!男性お断りなのですか!?

ペットを飼う条件に「単身世帯 独身男性お断り」。里親団体が単身世帯へペットを譲りたくない理由とは。

2010(平成22)年の総務省国勢調査」によると、生涯未婚率を30年前と比較すると、男性は2.6%(1980(昭和55)年)から20.1%(2010年)、女性は4.5%(1980年)から10.6%(2010年)へ上昇しています。また、単身世帯は1980年代から急増し、単身世帯の人口は人口比で13.1%になります。単身世帯は、これからさらに増加傾向となり、2030年の全世帯に占める単身世帯割合は37%になると予想されています。

■「癒し」を求め、ペットを飼う人たち


わたしもそうですが、家で誰かが待ってくれている。そうなると家に早く帰りたくなります。独身は癒しにペットを飼う人も多いでしょう。ペットを飼う最大の目的は何といっても癒し。ただそこにいるだけで気分がやわらいでほっこりしてしまいます。ペットを飼うことは、アニマルセラピーとして、動物とのふれあいや相互作用から生まれる様々な効果が、医療や福祉、教育の現場で活用されているくらいですからその効果は絶大です。また世帯の人数が少なくなるほど「気持ちがやわらぐ(まぎれる)から」との理由からペットを飼育する人の割合が増えています。

ペット可になっている不動産物件も年々増えてきました。以前はペット不可という物件が多かったものの、ペット可のマンションが大幅に増え、中には賃貸物件にもペット飼育可能な物件も増えてきています。ペットを飼う環境も整ってきたことから、独身者にもペットを飼う機会が身近になり、ますます単身世帯でもペットを飼う機会に恵まれることになってきました。
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厳しすぎる?里親になる条件


「ペットを飼いたいな。」そう思ったら何をしますか?まずインターネットのサイトで「里親募集」を探す人も少なくないでしょう。ただし、最近の里親サイトは譲るに際していろんな条件を付けているところがあります。これが結構厳しいのです。

「独身ダメ、男性ダメ」。この条件だけみても理不尽な思いをする人が多いのではないでしょうか。また、さらに所得など、条件がきつく設定している団体もあり、条件だけでいくと、これでは誰も里親になれないのでは?そもそも譲る気があるの?と思える里親サイトもあります。「独身男性不可」の理由は、最近、猫を自分のストレス発散のため、虐待によって何十匹も殺害した等の男性の凶悪犯罪のニュースがあったことを想像してしまいますが、凶悪犯罪というより、どちらかというと別の理由から来ていることだと思います。

単身世帯が里親に敬遠される理由

 1つは働き盛りの世代の特に男性に該当します。一般的に働いている男性は仕事が忙しいと家を空けている時間が多く、そのためペットの世話を疎かにしがちだと想定してなのでしょう。出張の際は、バケツ1杯の水と大量のドライフードを置いていく。自分が不在の時は、部屋をいたずらされないようにケージに閉じ込めておく。こうして長時間の不在を乗り切っている一人暮らしの飼い主さんが多くないでしょうか?もしこれが人間の赤ちゃんだったら間違いなく警察に通報されています。

また独身者は身軽なため引越しする機会も多く、転居先がペットを飼う十分な環境(住居)が見つからず、最後には困ってペットを手放してしまうというケースもあるそうです。そもそも引越しでペットを簡単に手放すような人にペットを飼う資格などありません。

もう1つは孤独死の問題です。ある日飼い主が倒れ、突然死を迎えることになり、その主人の傍らで死んでしまった犬や猫が発見される。こんな悲しい出来事をよく耳にするようになりました。これは何も高齢者に限ったことではありません。親元を離れ、一人暮らしをする比較的若い世代にも孤独死するケースが多々みられるようになっています。

もし飼っているペットより先に亡くなることになったら・・・?子供のころによく読んだ椋鳩十氏の書かれた本の中に「野良犬ルル」というお話があります。おばあちゃんに飼われていた犬のルルがおばあちゃんの死により遺族に引き取られることなく野良犬になる話です。この話はずいぶん昔の童話ですが、昔は行き場のなくなったペットが野良犬、野良猫となってしまうケースがありました。

現代では、野良になるというより、飼い主が亡くなった後、遺族がペットの処分に困って保健所に持ち込むというケースが多くなりました。本来であれば、独身者、高齢者の独り暮らしは静かなため、特に猫や老犬は穏やかな生活を送っている人との愛称がよいはずです。独り身であってもペットに人間以上の愛情を注ぐ人だって多くいます。ペットを飼う条件を人間のうわべだけで判断することは好ましくありません。

■不幸なペットを増やさないためにすべきこと


必要なのは飼うときには独身者や高齢者であることを自覚して、何らかの事態があった時の受け皿を考えておくこと。「ペットショップで目が合った、運命的な出会いだ」といって購入し、自分の都合が悪くなると処分してしまうという犬猫のなんと多いことか。実際、年間20万匹の犬猫が殺傷処分されているのです。今までこういった行き場のないペットの行き先をボランティアや個人で何とかしてきました。しかし、これから高齢化がもっと進み、単身世帯が急増するわけですから、ペットの数も増えるでしょう。やはりその対応策として行政や地域などのサポートが必要となってきます。

ペットなんかに貴重な税金は回せない。そう思う人もいるかもしれません。でもこれはそもそも人間がまいた種なのではないでしょうか?ペットには何の罪もありません。

人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」発足
一人暮らしに癒しや生きがいを。でもペットだって貴重な命です。その命を人間の身勝手のために、簡単に犠牲にしてはいけません。

2020年の東京オリンピック開催にともない、動物愛護を管轄する環境省がようやく重い腰をあげ、昨年11月から犬猫の殺処分ゼロに向けて具体的な計画を打ち上げるそうです。オリンピック開催のタイミングで動物愛護に乗り出す開催国は意外に多いとのことですので、日本でも犬猫の殺傷処分の多さが、諸外国にイメージがよくないと判断したのでしょう。

わたしもこの動きが民間にも波及し、人間の都合によって不幸な動物が増えないように、また孤独死の道連れにならないようにして欲しいと願っています。

ペットを飼う責任って!?

ペットを飼う責任!

 最近、近所にいた野良猫が姿を見せなくなりました。

141203_01.jpgもともと飼い猫だったようですが、年老いてから外に出されてしまったとか。
元の飼い主さんは外に出しても餌は与えていたようですが、人間の都合でなんてかわいそうな。

ある晩、地面をパンパン叩きながら、道路の中央に寄っていく猫。何をしているんだろうと見てみると、10センチほどのムカデに夢中だったのです。危ないので、猫を歩道に戻して、ムカデを猫の目の届かないところへ投げたこともありました。

人なつこく足元をうろうろして擦り寄ってくる猫で、近所でも人気者。周囲に迷惑をかけることはありませんでした。自分が飼っていたわけではないですが、何だか寂しいです。もう戻ってこないのかな。

さて、人間とペット、近頃いろいろな話題があがります。
背景としてあるのは、2013年に施行された改正動物愛護管理法です。

飼い主が最後まで面倒を見る責任が明記され、飼い主やペット業者などが、身勝手な理由で犬や猫の引き取りを求めてきた場合、自治体側は拒否できるようになりました。

動物愛護管理法(環境省のホームページ)

つい最近では、栃木県、群馬県、埼玉県で犬が捨てられているというニュースがありました。
栃木県で捨てられていたのは小型犬が多く、ブリーダー(繁殖業者)から預かった者が捨てたそうです。(別記事参照)売れ残ってしまった犬は、どんどん成長していき、ますます売れにくくなってしまうんですね。

捨てられる犬たち その背景は(NHKニュース おはよう日本)

次は、犬の高齢化です。
国内で飼われている犬と猫の数は、2062万匹。
15歳未満の人口は、1639万人。
いまや人間の子どもの数よりペットの数の方が多い!
人間だけでなく、犬も高齢化問題が出てくるのは当たり前のことなのかもしれません。
高齢者の介護が必要になる場合があるように、老犬にもあるのです。

年老いた犬を“老犬ホーム”に(NHKニュース おはよう日本)
犬にも高齢化の波・・・(ニュースウオッチ9)

最後に、高齢者とペットの問題です。
人間が長寿化しているように、ペットも長寿化しています。
飼い主の高齢者が亡くなったあと、ペットが取り残されるケースが増えているそうです。飼い主が先に亡くなってしまうと、最後まで面倒を見る責任を果たせなくなってしまいます。こういったケースでは、飼い主の死後、残されたペットを託せるように、社会とのつながり持つことが、先に寿命を終えてしまった飼い主の“最後まで面倒を見る責任”なのかもしれません。

どう過ごす ペットと老いの日々(クローズアップ現代)

かわいいから、癒されるから、と安易にペットを飼うことはできません。改めて責任の重さを感じます。